TNR活動　がんばってます！　2025年11月

わが家の周りは野良猫ちゃんたちにとって過ごしやすい環境なのか、猫発生率が高く、そのため猫たちの姿を見て「かわいい！」とばかり言ってられない状況にあります。

春ごろに何だかほっとけなくて、子だくさんになる前に！とTNRしたハーフちゃん。彼女もわが家の周辺出身です。最近姿を見せませんが、きっとどこかで元気に過ごしてるはず、と信じています。

今回は2025年11月にがんばった猫のTNRについてです。

TNR、やっと手が出せそう！

TNRとはTrap（捕獲）、Neuter（不妊手術）、Return（元の場所に戻す）の頭文字をとった言葉で、野良猫の増加を抑えるための活動を指します。（詳細については以前書いた記事がありますので、よかったら↓をご覧ください。）

わが家には妹所有の捕獲器があるので、うまくやれば少しづつでもTNRが進められたのですが、金銭的な問題でなかなか手が出せない状況がありました。

しかし最近勤務先を替えたおかげで「TNR、いける！！」という懐具合になり、前回ハーフちゃんの手術をお任せした「のらねこ不妊手術クリニック」さんに予約をしました。

そして車のお迎えつきでお願いして、11月某日朝8時30分に来てもらうことに。

無責任な餌やりは結果不幸を呼ぶ

なんでわざわざ身銭を切ってまでTNR？と思われるでしょう。

それは、

ということです。

ハーフちゃん以外で名前を付けている子はおらず、触ったりなでたりという可愛がり方をしていないので、エサを与えるだけの関係ではありますが、エサをもらえば栄養状態が良くなるので健康に成長し、野生の動物なので発情期が来て交尾があれば100％妊娠してしまいます。

その結果、複数の子猫が生まれ、住宅地での繁殖であれば必ず猫の行動（庭を荒らす、糞尿被害、鳴き声）に拒否反応を示す人が現れ、猫たちの排除、虐待などが起こってしまいます。

そういう私も金銭的な都合でなかなかTNRが進められなかったので、反省しています。

わが家の周りにいる猫ちゃんの数は…

現在、わが家の周りにいる野良猫ちゃんは子猫も含めて8匹くらい。エサをやるときに近寄ってきた猫をびっくりさせないように気を付けながら、

オスメスの確認ができたとしても狙って捕獲はできないので、ただの自己満足なんですけどね。

今回は茶トラの猫ちゃん

今回のTNRの報告です。

前回のハーフちゃん同様、今回も8時30分の予約時には捕まえきれなかったので、いったんキャンセルした直後に茶トラの猫ちゃんが捕獲器に入り…

もう一度クリニックに対応可能かを確認し、イレギュラー対応という形で再予約をさせてもらって、タクシーでクリニックに向かいました。

オスでもメスでも構わないので、とにかく手術をこなしていくのです。性別が分からない状態でクリニックに預け、夕方の指定の時間に引き取りに向かいます。

猫ちゃんの傷の保護を考えて、手術翌日までは外に出さないで欲しいというのがこちらのクリニックの考えです。

クリニックで1日預かりも可能ですが、私は手術当日に引き取り、翌朝まで家の中で過ごしてもらって、早朝に解放してあげようと計画しました。

今回のTNRの結果

茶トラの猫ちゃんはオスでした！

費用は、

手術した猫ちゃんの状態も、このように記述して教えてもらえます。

捕獲器の使い方を2点ほど間違っていたので、引き取り時に正しい使い方を教えてもらいました。せっかく捕まえたのに逃がしてしまってはお互いにつらいだけですよね！

こちらのスペイクリニックでは有料で捕獲のお手伝いもお願いできます。もし捕獲器がなくて困っている、など悩んでいる方がおられたら、まずは相談をお勧めします！

また全国にあるスペイクリニックは地域猫活動のための知識をお持ちですので、お住いの地域にスペイクリニックがあるかといったところから調べてみてはいかがでしょうか。

手術翌日の猫ちゃんをみた！

TNRの翌朝、茶トラのねこちゃんの悲しそうな鳴き声が聞こえたので、早朝のうちにお外へ出して自由になってもらいました。

オス猫ちゃんなので、おなかを切られることはないものの、キズは大丈夫だろうかと気になるところです。

ちょっと暖かかったこの日の午後、早速遊んでいる姿を見つけました！

果たして同じ茶トラちゃんかな？と何度も確認して、右耳にギザが見えたので

ほっとひと安心です。

可愛い白猫の子猫ちゃんと大はしゃぎで遊んでいました！可愛いんですけどね、

白猫ちゃんはまだまだ赤ちゃんなので手術は先になりますが、私の心はもう次のTNRへと向かっています。

8匹は間違いなくいる状況なので…1匹減りましたけどね！

また近々TNRをする予定ですので、引き続きレポートしますね！

長崎市のクラウドファンディング

クリニックに置いてあったチラシをもらってきました。

実際にＱＲコードから開いて見ると、ふるさと納税によるクラウドファンディングの呼びかけのようです。

長崎市のふるさと納税なので、長崎市民は申し込めないようです。（＊長崎市を除く長崎県内にお住いの方、また日本全国から申し込めます！）

12月1日時点での寄付金額は805,010円。達成率２５．９％でした。1月4日募集終了なので、わんちゃんねこちゃんの殺処分ゼロにお力をいただける方はぜひ、長崎市のふるさと納税（ふるさとチョイス）からどうぞ！