猫風邪は突然やってきました。朝晩の冷え込みが冬の訪れを感じさせる11月初旬、黒猫ののあるくんとあかちゃんがくしゃみを連発。間をおいて、またくしゃみ!
まさか、風邪ですか?
猫風邪、わが家の場合
突然猫風邪の症状が…
わが家は11匹みんな同じ空間で暮らし、エサ場も一緒なので風邪が一気に流行ることが容易に想像出来ます。まずいなと思ったのですが「ちょっと様子見よう」と、そのままいつも通りで過ごさせていると、翌日あの食いしん坊ののあるくんがエサを半分残すではありませんか!!
猫風邪は、猫に鼻水や目やに、涙、くしゃみなどの症状が見られる上部気道感染症の総称で、ウイルスや細菌が感染することで発症します。人の風邪に似た症状がみられるため「猫風邪」と呼ばれていますが、実際には病名ではありません。
猫風邪の主な原因となるのはヘルペスウイルスやカリシウイルスで、唾液や鼻汁などの微量な分泌物を介して伝播します。感染しても症状がでない場合もありますが、一般的には2~10日ほどの潜伏期間を経て、風邪様の症状を発症します。
猫風邪の主な症状には、次のようなものがあります。
- 元気低下
- くしゃみ
- 食欲低下
- 透明な鼻水や目やに
- 発熱
- よだれ
- 結膜(白目)の充血や腫れ
猫風邪は、同居している猫が居る場合は一頭が感染するともう一頭にも症状が出るようになることが多いです。また、免疫力の低い子猫や老猫ではあっという間に重症化することも珍しくありません。少しでも愛猫の様子に異変を感じたら、軽く考えず、すぐに動物病院を受診しましょう。
猫風邪の治療には、インターフェロン治療や抗生剤、抗ウイルス薬などが使用されます。飲み薬や注射によるお薬の投与がメインですが、目の症状がある場合は、目薬を処方されることもあります。
のあるくんは食欲不振、涙目、くしゃみ、心なしか元気もなさそうです。上記の症状にまさに当てはまっています。
多頭飼いは流行りに弱い!
猫風邪がはやるポイント(我が家の場合)
- 運悪く、もう秋なので寒さに弱い猫ちゃんは何頭かくっついて寝て、ウイルス感染してしまう。
- 寝る場所はほぼ全員集合なので、「密です!」
- 猫をなでたり、抱っこして運んだりするので風邪の猫のウイルスが他のネコに付いてしまう。
- エサ場が同じフロアで、食べ残しがあった場合、食べたい子がそれを食べてウイルス感染してしまう。
- ボウルに入っているお水を飲んでウイルス感染してしまう。
- くしゃみしたら飛沫浴び放題。
人間は様子を見るしかない。。。。
シニアが心配です。
わが家にはシニアの猫が2匹(にゃーにゃとしまちゃん)がいるので、免疫力がどうなのか心配です。一緒に暮らしている以上かかるのは時間の問題だと思います。
風邪の猫にわたしがやったこと。
余っている抗生物質の薬を与えた。
お医者さんに行くのが一番良いです。皆さんはご自身のご判断で対処してくださいね。
以前病院にかかった際にもらっていて、余ったから取っておいた抗生物質(もちろん猫用)をあかちゃんとのあるくんのエサに砕いて、ウエットフードによーく混ぜて食べさせました。
食欲がないかもしれないので、2匹にはウエットフードのみ与えました。
抗生物質の薬にも使用期限がありますし、風邪の症状にはたして獣医師でもない私が独断で薬を与えていいものか悩みましたが、取り急ぎ与えてみて2匹の状態の変化を見ようと思いました。
薬を与えるときには砕いてエサに混ぜるほか、投薬補助おやつ「メディボール」に薬を入れて、猫が喜んで食べてもらうという方法があります。これは喜んで食べてくれますよ!いざという時に手元にあると助かる商品です。
部屋の暖房を入れっぱなしにした。
猫ちゃんはそもそも寒さに弱い動物です。
風邪をひいたときはなおさら寒くてしょうがないと思い、エアコンの暖房を入れっぱなしにしました。風邪がなおるまでは部屋をとにかく暖めます。
エアコンでなくても、こういうペット用に考えて作られたホットカーペットがあれば、温度調整や取扱についても安心です。また、猫ちゃんも喜んで温まってくれます!
こたつ風のあったかいベッドも何匹か一緒に入ったりできるので、猫注目のアイテムになりそうです!!
人間用と違うものを用意するポイントは、猫は粗相をする動物なので、汚れたところを洗ったり、取り外したりできるようにペット用は工夫がされているところです。
エサの量はいつもより少なめに!
風邪をひいている猫ちゃんは、あまり食べません。いつもの量を用意しても残す場合が多いです。人間もそうですが、動物が病を治そうとするときは食べ物の消化よりも、身体の治癒にエネルギーを向けさせるため、食べる量は少なめにした方が良いようです。
なので私はあえていつものカリカリではなく、ウエットフードを少量与えます。もともと猫ちゃんが喜ぶものですし、少量ならば食べてくれます。与える缶詰は少量でも栄養価の高いものが飼い主さんにも安心できると思います。このヒルズの回復期ケア缶詰は療法食で、購入者の評価も高く、食欲のない猫ちゃんでも食べてくれるのでおススメです。
回復期とありますので、高齢猫や病気で食欲のない猫ちゃん向けといえます。ケースで買うと1万円くらいするので、バラで数缶買っておいた方がオトクだと思います。常備しておくと、風邪などのときに重宝します!
くしゃみの飛沫があれば消毒する
わが家の猫風邪の主な症状はくしゃみ、鼻水、口呼吸、涙目です。
全部をきれいにすることはできませんが、私の他の届く範囲であれば左手に「アルカリ電解水」右手にティッシュペーパーで、飛沫のとんだところをきれいにしてあげています。(気休めかもしれませんが…)
今回のブログをその1にしました。なぜなら、心配していたとおり、次々に風邪が広がっていったからです。ですので、その2でわが家の猫風邪について再びレポートいたします。ぜひ参考にしてください。
皆さんのおうちの猫ちゃんも気を付けてね!
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