私のモモ広場が大好きな、甘えんぼ猫のしまちゃんに元気がありません。

食いしんぼなのにエサに近づかない!これはどこかおかしいぞ!


食欲がない!には理由がある
ダイエットしようと食事を制限する人間と違って、猫は自分で食べる量のコントロールをしません。適量を食べるのが普通です。
だからいつも通りのエサを猫ちゃんが食べなかったとき、



うむ!調子が悪いのでは?
と、疑ってかかったほうがいいと思います。
猫ちゃんは言葉をしゃべれませんので、飼い主さんはその様子を見逃さず、見極める必要があります。
しまちゃん、どうしたのかな?
いつもなら食べるのが遅い子のエサまで、そーっと手を伸ばして皿を自分の前に引き寄せて横取りするタイプなのに、エサを見るのも嫌そうにしています。
おかしいな?と思い、改めてしまちゃんの前に器を持ってきてもうつむくようなしぐさで、とうとうその場から立ち去ってしまいました。



「これは、体調不良か?」


食欲があるかないか、これって大事!
わが家では朝と夕方の2回、エサをあげているので、こういう場合に遭遇したら置きエサなどせず、無理に食べさせません。次回のエサの時に食欲があるか、確認するようにしています。
これまでの経験で言うと、エサを食べない原因は
❶エサが気に入らない(または飽きちゃった)
❷体調不良



どっちかです。
❶エサが気に入らない のであれば、その子だけ中身を差し替えたりすると問題なく食べてくれたりするのですが、今回しまちゃんはどうやらエサの問題ではなかったようでした。みんなの目の色が変わる猫缶をちょっと多めに入れてあげてもうつむいてその場から立ち去ってしまったのです。
それから2日間、カリカリは入れずにペースト状の総合栄養食などを目の前にしても1口も舐めることなく、興味なしの状態でした。
ということで、原因はわからないけれど、しまちゃんは❷体調不良ということになります。
今回の本題、いつ病院に連れていきますか?
ぼくちゃんが猫風邪の時、病院につれていきましたが、わが家では食欲がなくて猫ちゃんがエサを食べないとき、病院へ連れて行くのは、2日様子見の後です!(あくまでウチの場合です。参考まで)
もちろん、立ちあがれない様子があったり、口呼吸をする、激しく吐くなど、ド素人が見ても激ヤバな状態であればソッコー連れていきます!
今回のしまちゃんは、食欲がなくて元気がないという様子ではありましたが、見た感じ激ヤバではなさそうでしたので、ちょっぴり不安ではありましたが様子見を続けました。
病院代、かかりますよね?
お金と猫の健康を天秤にかけるのはホント猫に申し訳ないのですが、血液検査して点滴コースとなると、のあるくんが腎不全のときに5万円飛んで行ったことがトラウマになってまして…



なので、躊躇するという心理があるわけです。
まずはネットで猫ちゃんの状態に当てはまるものを確認
みなさんも、猫ちゃんの食欲がなかったり、具合が悪そうなときってまずはネットで確認したりしませんか?私もそうです。
そうすると、結構重病っぽいことや、早く連れて行かないと命にかかわる!!など書かれている場合が多いので焦りませんか?「病院代を心配してたり、大丈夫かも?と思いこむことで残念な結果になってしまっては…!!」と、いう心理に至ってあわてて病院へ連れて行く!
それももちろん正解なのですが、
あくまで我が家の場合ですが
これまで15年、猫ちゃんと一緒に暮らしてきて、時に病気になったりすることもあったので、その経験値からみて今回のしまちゃんは2日間様子を見ようという判断で結果的にOKでした!



くどいですが、あくまで我が家の場合です。病院へ連れていく判断は飼い主さんの責任でお願いします!


しまちゃん、回復へ!
食べ物のニオイに反応した!
まるまる2日間、食べていなかったしまちゃんですが、調子が戻ってきたきざしが見えました!
それは私がお昼のパンを食べていた時、私のモモでくつろいでいたしまちゃんが食べ物のニオイに反応したのです。


これまで食べ物を近づけても避けるようにしていたのですが、



「これはいい反応!!」
ひょっとして具合が良くなってきてお腹が空いたのかな?と思ったので、こういう時のためのちゅーるをしまちゃんにご用意!
絶食に近い状態で2日間過ごしていたので、急にいつも通りのエサをあげると胃袋がビックリすると思い、まずはちゅーるをなめて胃袋を慣らす作戦です。


1本のうち、1/3くらい舐めて、あとは顔をそむけました。でも大進歩です!!
その日の夕方!
他の猫ちゃんズはカリカリだけなので、しまちゃんだけ別の場所で夕方のエサを用意しました。総合栄養食のペースト&猫缶を少量、皿に入れて。


思った通り、食欲が戻ってきていました!上の写真、どうだい?って感じの表情で、なんだか嬉しそうですよね!
翌朝の様子!


そして翌朝のエサのときには、カリカリ&猫缶をいつも通りに平らげてくれました!これ以降は、食欲がなかったことがウソのように通常モードに戻り、娘のめめとぴったんこして寝たり、私のモモに乗って来たり!



一体、あの食欲不振は何だったんだ?
今回は結果的に病院へいかずに済んだので、金銭的なダメージなくてニッコニコだったのですが、あの食欲不振は何だったんだろうという疑問は解決しませんでした。
もしかしてまた同じような状態になることもあるかもしれませんので、油断はできないとも思います。しまちゃんはニャーニャと同じくらいのシニアさん。野良出身なので推定ですが16歳くらい。


シニアさんだから、こういう原因不明なことも起こるのかな?などと思いつつ、これからもゆったりのんびりしながら長生きしてほしいな、というのが飼い主の願いです!


やっぱり猫ちゃんのお昼寝姿って、みるだけで幸せをもらえちゃいますね!
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