はっちゃんの身体にうんちくんが付いていた!
朝起きると、猫ちゃんたち総出の熱烈なご挨拶で一日が始まります。挨拶後は「早くご飯おくれー!」と急かす猫ちゃんを横目に、わたしは朝のルーティンとして先に糞尿の処理をいたします。猫トイレ合計3個とペットシーツを敷き詰めたトイレもどき(ホントはちゃんとトイレにして欲しい。)合計6カ所を全部綺麗にリセットしてから我が家の猫ちゃんたちの朝ごはんタイムが始まります。
ところが、その日は白猫のはっちゃんの様子が違うのに気づきました。
あれ、はっちゃん?もしかして。。。
身体にうんちくんひっつけてる!!!
上の写真はその時のものです。白い毛に数か所茶色の汚れが見えるでしょう?ズバリ、うんち君の残骸が付いていたのでした。見た感じゆるふん(ゆるい糞、つまり下痢)です。なにかの拍子で身体についたのだと思われました。
身体全体に付いているわけではなかったので、まずはみんなとエサを先に食べてもらって、その後はっちゃんの身体を洗うことにしました。
わが家では猫はほとんど洗いません。
1番目に家に入れたニャーニャを動物病院に連れて行き、検査やワクチンをしてもらった時に猫は洗うものですか?と、獣医さんに聞いたところ、「気になるようなら洗ってもいいですが、猫は自分の身体を自分でなめて綺麗にするので洗わなくてもいいです。」と、言われました。
なので、我が家では最初に家へ迎え入れた時は必ず猫ちゃんを洗いますが、それ以外はほとんど洗っていません。
1本買っておけば、こういうとっさの時に役に立ちます。
はっちゃんをうんちくんがついているところだけ、部分遣いでシャンプーをしました。
あらかじめ大きめのバスタオルか吸水性の良いタオルを用意しておく
洗った後は、猫に考える隙を与えないように秒でその濡れた身体を大きめのバスタオルか吸水性の良い大きめのタオルでくるんで、身体に付いた水気を吸い取らせて自然乾燥の時間ができるだけ少なくなるようにしてあげましょう。
ただでさえ抱っこがイヤな猫ちゃんの場合、そのタオルから早く逃げたがりますのでここは飼い主さんの集中力と情熱で、とにかく手早く水気を取ってあげる!
タオルはシャンプーが終わったらすぐに手の届くところにあらかじめ置いて準備しておくことがポイントです。
頑張ってください!
猫は水が苦手です
シャンプーでキレイになりますが、猫は水が嫌いなので当然嫌がります。
幸いわが家の猫ちゃんに凶暴な子がいないため、かみつかれたりなどこちらがケガすることはありませんでした。
でも、普段がおとなしい子でも恐ろしさでかみついたり、引っ搔いたりということが起こる可能性はあります。
また大暴れした挙句、たまたま開いたドアからすごい勢いで逃走する可能性もありますので、うちの子に限ってという思い込みは捨てて、万が一の場合を想定した対策をたててからシャンプーをしてあげてください。
猫の自宅シャンプーができるのはせいぜい9月迄。
シャンプーしたらもちろん乾かさなければなりませんが、大きい音を怖がる動物にとってドライヤーをかけるのは拷問みたいなものです。なのでタオルドライをしっかり行ったあと、私は自然乾燥させるようにしています。それを考えると暖かい春から9月下旬くらいまでが猫のシャンプーができる限界かなと思います。
はっちゃん、寒くなる前でよかったね!
はじめて猫ちゃんを家で洗うとき知っておきたいこと。
猫のシャンプーをしてくれるペットサロンは案外ない。
外の世界で生きてきた野良猫ちゃんをお家に入れる際、衛生面を考えるとまず洗いたい、と思います。
でも猫ちゃんは犬よりはるかに運動神経が良く、逃亡の可能性や嚙みつくなどの危険があるので、私の住む長崎市内には猫をシャンプーしてくれるペットサロンは1軒もありませんでした。そうなると自宅シャンプーですよね。
でも、行動に移る前にほかにチェックすべきことがあります。
おうちで初めて猫を洗う前に
シャンプーより先に動物病院へ
ペットショップの猫ちゃんやおうちで育てられてきた保護猫ちゃんなら健康状態の把握がされていますが、野良猫ちゃんはお家に入れたら身体を洗う前に、
まず、動物病院に連れて行こう!
なぜなら、もし健康状態が良くない子の場合、シャンプーをすることで体力が消耗して健康に悪影響を及ぼす場合が考えられるからです。その子の身体の状態を把握して、栄養状態と体力が万全になってからでも表面的なことは良いと思います。
ノミ、ダニの駆除
育った環境が悪い子やお外生活が長い子はもちろん、野良猫出身の子にはノミやダニが付いている場合がほとんどだと思います。お家から出さない子でもノミが体についていることもあります。
おうちで他に犬を飼っていると、散歩に行った先で犬の身体にノミが付いて、それが猫に飛んで付いてしまい、増えていく。。。以前犬も一緒に飼っていたわが家で、そういうことがありました。
その場合はシャンプーでキレイにするのではなく、動物病院やネットで売られているノミ・ダニ駆除薬で一網打尽にします。ペットショップやスーパーで売られている市販のものは効き目があまりありませんので、病院で処方してくれるノミ・ダニ駆除薬一択です。
ノミ・ダニ駆除薬について
動物病院で処方される駆除薬は1回使い切りのタイプで、身体が柔軟な猫が自分で舐められない首の後ろに、毛をより分けて地肌にチュッと滴下します。それから24時間以内で身体についているノミ、ダニといった虫をすべて駆除してしまう力があります。その効果は1~1.5ヶ月持続します。
我が家では11匹全部に行い、それっきり悩むことはなくなりました!
シャンプーのタイミングは、薬効を考えると先にシャンプーをして乾かしてから、駆除薬の順番がいいと思います。
この2つとも使用しました!どちらも目に見えて効果があり、翌日ノミ取りクシで猫ちゃんをブラッシングするとよくわかります!!
送料無料で送ってもらえるので、動物病院に行く必要がないのは嬉しいですね。
食べる駆除薬もある
動物病院なら滴下するタイプのほかに食べるタイプの駆除薬もあります。6錠入りで10,000円くらいとちょっとお高めですが、味付きなので猫ちゃんも喜んで食べてくれるようです。体の大きさでSサイズかMサイズか薬のサイズが変わるようですので、病院で相談して買うのが良いと思います。病院によっては1錠から売ってくれるところもあります。
効き目は食べて6~8時間で虫を駆除でき、効き目は1ヶ月です。
猫のシャンプーについて、まとめ
①シャンプーより先に動物病院で健康チェックをしてもらい、体力的に大丈夫かなどの確認をする。
②シャンプーを自宅でする場合、猫用シャンプーを用意しておく。
ドライヤーをしないで済むように、大きめのバスタオルか吸水性の良い大きめのタオルをあらかじめ用意しておくこと。
③ノミダニ駆除のための薬は、必ず動物病院かネットで(滴下タイプはフロントライン、キャットプロテクトプラスなど)。
④食べる駆除薬の場合、動物病院かネットで(ネクスガード、クレデリオ錠)*猫ちゃんのサイズで薬の大きさが変わります。
はっちゃん、おなかが緩くなった原因はフードだもんね。
実はちょっと「ゆるふん」疑惑の猫ちゃんが他にもいるのでその子たちはフードを変えてみようか?
ということで、次回は「ゆるふん」疑惑の子たちのために買ったフードのレポートをします!
フードはヒルズ・サイエンスダイエット「腸の健康サポートプラス」チキン味です。お楽しみに!
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