ある日、帰宅する途中、家の窓が見える距離まで着いた時に、思わず爆笑する出来事がありました。
ねこ11匹お世話係あれ?猫が入られない部屋の窓にはっちゃんの姿が!!(爆笑)


さらに近づくと、その部屋の別の窓にはミニョンの姿も!



ミニョンまで!!なんでー?猫ちゃんズは入れないはずなのに?
普段入るはずのない場所に猫がいて、まるでポーズをとってるような2匹の姿を見て、ひとり大笑いしながら家に入り、その部屋へ向かいました。


ちなみに2匹が入っていた部屋は、わが家で猫を入れてはならない部屋のうちの一つでありました。
大急ぎでその部屋に向かい、「ハイ、出ていくよー!ダメダメダメ!」と、入っていた猫数匹を追い出し、特に部屋が荒らされている様子もなかったので、よかった!と思いつつ、部屋の主である決して名前を言ってはいけないあの人(=姪)に
「ウケたよ!いきなりはっちゃんが窓から外を眺めててさ!」などとラインを送り、二人で笑いあうというやり取りがありました。ところが、



笑っていられるのはそこまででした。
今回は「あかずの間に猫が入った代償…」という背筋の凍った出来事です。
あかずの間には危険がいっぱい!
決して名前を言ってはいけないあの人(=姪)は、最近結婚して家から出て行ったので、本来なら部屋の所有についてアレコレ言われる筋合いなどないのですが、ベッドや大量の漫画やゲーミングパソコンなどが残されているので、



「部屋のベッドには寝て良いが、猫は絶対に入れない事。いいな!」
と、キツイお達しが言い渡されており、万が一のことを考えて猫ちゃんズが入らないように細心の注意を払っておりました。


入り口は引き戸ですが、もともと鍵なしだったので引っかけタイプの簡単なカギをつけていました。ただ、最近そのカギが外れて行方不明だったので、外出するときは写真に写っているパネルをドアの前に立てかけて簡単に開けられないようにいう工夫をし、なおかつ猫の良心を信じてやりすごしておりました。
しかし、その誓いの扉がこじ開けられる事態が起こったのです。
犯人はコイツです


現場を見てはいませんが、日常的に引き戸を馬鹿力で簡単に開ける特技を持つぼくちゃんが開けて、普段入られない部屋に興味津々な猫ちゃんズが入っていったものと推察されます。
激怒する、あの人
その数日後、用事があってたまたまわが家にやってきた、決して名前を言ってはいけないあの人(=姪)が「はっちゃんとミニョンが部屋に入ってて、オシッコとかかけてないよね?」と、確認しにあかずの間に入りました。
普段その部屋で寝ている私は、オシッコのにおいもしないし何もしてないという自信があったので、元気よく「大丈夫だよ!」と言ったのですが、



「ちょっとおおお!猫がオシッコかけとるやんかーー!!」
そして続けざまに「こっち来て見てよおお!!!」と、言う声で一瞬で非常事態宣言発令、全身冷や汗となりました。
もしも壊れていたら、、、
猫のオシッコ臭に気づかない私もどうかしていますが、よりによってゲーミングパソコンにオシッコとは…
「ホラ、ここ!濡れてるよね。そしてオシッコ臭するよね!」


否定して乗り越えたいのはやまやまでしたが、強烈なニオイとぬらした現場を見せられると否定などできるわけがありません。「してますね…。すみません」
あの人(=姪)「あああ!マウスも濡れとるやん!!」私「たしかに…」




決して名前を言ってはいけないあの人(=姪)「これから電源入れて全部異常がないか確認するけど、もし壊れてたりしたら、弁償してもらうけど解ってるよね?」



私「あわわわ…」
決して名前を言ってはいけないあの人(=姪)「言っとくけど、本体だけでお前の安モンのパソコンの3倍はするからな。モニターも2台あるしな。スピーカーもツールもマイクもあるしな。」



私「あわわわ…」
屈辱的なワード、「お前・安モンのパソコン・弁償…」が次々に浴びせかけられましたが、そもそも鍵を付けずにいた私がみんな悪いという事になっているので、何も言い返せません。とにかく今は、気が立っているあの人(=姪)の気持ちをこれ以上逆立てないようにして、パソコン関連に電源がちゃんと入り、通常通り動いてくれさえすれば、とんでもない金額の賠償金を用意せずに済むのです。



私「神様、お願いお願いお願い!!」=心の中での叫び。
パソコンだけでなく、周辺のミニチュアたちも


モニター台にはこのポケモンのミニチュアたちも飾られていて、全部ではないにせよオシッコ臭がほんのり感じられたので、これらもすべて臭わなくなるまで水で洗浄いたしました。


助けてくれたのは煉獄さんチーム
マウスやキーボードの一部などにオシッコがかけられていたわけですが、あの人(=姪)のチェックではきちんと通電&動作が確認されたので、とんでもない金額の賠償金を払うという今年最大の罰ゲームから逃れることが出来ました。



あの人(=姪)「時間差で不具合が出る可能性があるから、また時間を置いて再チェックはするからな。」



どうかこれからも不具合が出ませんように!(と、ひたすらに祈るわたし)
オシッコをかけられていたのに奇跡的に大きいダメージが無かったのはなぜかというと、


あの人(=姪)が几帳面にモニター、キーボード、お絵かき用パッドなどに写真の布をかけていたおかげでした。(そういうことなので、もちろん布にはオシッコがかかっていました。)
この布たちにはどれだけの感謝をしても、し足りないくらいだと思います。代表して煉獄さんにありがとうの言葉を捧げます。そしてあの人(=姪)には心からの謝罪を。
現状回復へ
決して名前を言ってはいけないあの人(=姪)「今回は現時点でちゃんと動いてるからいいけど、パソコンを置いてる限り、今後猫は絶対に入れないこと。万が一部屋に入っているところを見かけたら、オシッコをするしないに関らずその時点で、パソコン、モニター、マイク全部弁償な。」



わたし「わかりました。もう二度と入れないように努めます。」
恐怖の執行猶予判決が言い渡されましたが、次は猫が入っただけで大金を請求されることになり、本当に恐ろしいです。




気をつけたい、パソコンや通信機器まわり!
皆さんもパソコンやプリンター、Wi-Fiルーターなどの置き場所、お気を付けくださいね。
猫ちゃんズでオシッコ引っかけ癖のある子などはなぜかそういった電子機器を狙ってオシッコしたりします。わが家ではルーターが3回ほどオシッコにより動作しなくなったので、置き場所はもちろんオシッコ予防に気を配っています。見た目は悪いですが、現在ルーターは壁に取り付けてオシッコシーツでカバーしています。


このオシッコシーツの予防がなければ一体何台買う羽目になったか分からないと思います。私にとっては部屋の見た目よりも重要です。
ノートパソコンの保管場所
姪から安モンのパソコンと言われましたが、それでも大事に使っているノートパソコン。猫ちゃんズのいる部屋に保管なので、オシッコの被害にあわずに済んで落下の危険のない、プリンターの上に決めています。この場所にして以来、なんの被害も受けていないので、皆さんもこういった隙間をノートパソコンの保管場所にするといいかもしれません。


わが家のあかずの間はもう猫ちゃんズが一歩も入ることが許されない部屋となりました。みなさんもご家族とのケンカが起きないように、猫ちゃんと立ち入り禁止エリアの徹底にご注意くださいね!



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