いつものように家の中でゆったり、まったりと過ごしていたとき、ニャーニャのお腹の毛が絡まりまくって巨大なフェルトが出来ていることに気づきました。

デカっ!これまでで一番大きいフェルトかも?


ニャーニャの巨大フェルトを除去しなければ!
長毛の猫飼いさんならわかると思いますが、この絡まった毛をカットするのって結構大変ですよね?


強敵!フェルトのある場所
いったいどこにあるのかというと、おなかのど真ん中あたり。
癒着しているという事は、皮膚が引っ張られて身体を動かすたびに痛い思いをしていることが想像できます。ニャーニャに痛い思いをさせてしまって悪かったと反省です。


背中であればカットしやすいのですが、おなかは中々見せてくれないのでカットが難しいのです。これまで何度かこういうフェルト状になった毛のかたまりをはさみでカットしてきたことはありました。でも今回のは触った感じでいうと、部分的にお腹の皮膚に癒着しているような塊で、はさみの入れ方次第では皮膚に刃が入ってしまうようです。



どうしよう?!
ニャーニャをブラッシングできなかった理由
ニャーニャはふわふわ毛の長毛さんなので、ブラッシングは必須です。やってないと、今回のように毛が絡まって毛玉になったり、それがさらに大きくなってしまってフェルト状になってしまうからです。
短毛の猫ちゃんはブラッシングしなくても絡まることがないので、美容とリラックス効果のためにやってあげるのですが、長毛さんはちょっとサボっているとこんな結果で、後でビックリする羽目になります。



分かってるくせになんでブラッシングしなかったのか?
とにかく手の出せない場所で寝ていたため
猫ちゃんの仕事はお昼寝ですが、シニアのニャーニャは特に寝てばっかりのような気がします。しかも寝る場所が








こんな感じで私が背後に回ることが不可能な上、お腹を出してくれない場所で寝ることが多かった為、背中ばかりブラッシングしてお腹の毛は後回しにしていたというのが理由です。
背中のブラッシングは気持ちがいいので喜んでくれるのですが、おなかについてはニャーニャにとってデリケートな場所らしく、ほんの少ししかさせてもらえないです。
また気持ちを口で訴えるタイプなので、しつこい場合は「うぎゃー!」と怒られてしまいます。嫌な時はイヤってはっきり言う性格で、そこがまた可愛いんですけどね!
気分はブラックジャック
ブラッシングですらまともにさせてもらえなかった訳ですが、かといって放っておけない巨大癒着フェルト。その辺を歩いている時やエサの催促で目の前にいる時を狙って、良く切れるハサミで少しづつ切っていくことにしました。


まるで手塚治虫のブラックジャックに出てくるような手術のようです!!
「癒着がひどい!これは普通の医者では大出血だ!」
「猫の11匹のお世話係先生、どうかこの癒着手術お願いできませんか。。。」
私「うむ。前金で二億円いただくならやりますがね。」
「におくえん!!」



カッコよー♡
とにかくあせらず、少しずつ
作戦は「とにかくあせらず、ゆっくりと」です。
癒着している部分が大半なので、ハサミを入れる部分はフェルトの端。間違っても皮膚とフェルトの間に入れないようにします。万が一の事故が絶対に無いようにするためです。
そして、ハサミは細かく刻む感じで進めます。フェルトの部分をはがすように、ハサミの刃は大きく開かないイメージです。フェルトの端をチクチク切り離すように。
嫌がって「ウギャー!」と言い出したら一旦終了です。しつこくしないで別の時もしくは翌日に再チャレンジです。


何日かかったか?
少しづつ進めていきましたので、ニャーニャのフェルト切り離しはトータルで4日ほどかかりました。


3日目にはだいぶ剝がれてきたという状態だったので、一気に切り離したい!という欲が湧いてきましたが、グッとこらえていたら、翌日


歩いたり、動いたりしたことで摩擦が起きて自然とフェルト部分が切り離されたようでした。最後はあっけなく解決した様子だったので、ちょっと拍子抜けしましたが



ケガさせることなく解決できてよかった!!


その後
フェルトが癒着していた部分は、小豆くらいの大きさの毛の塊が少し残っているものの、そのくらいならハサミで少しづつ切っていけるので、安心しました!
ブラッシングも、相変わらず背中や頭など簡単な部位はさせてくれています。でも、おなかの奥の部位までブラシを入れるのはなかなかさせてくれません。




これからは「ウギャー!」っていわれるまではお腹もブラッシングするんだからね!お利口にしててね、ニャーニャ!


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