今回の記事では猫初心者の方が猫をお家に入れる前に買っておきたいもの、小さいもの編として7つのものをご紹介します。最低これだけ用意していれば、あとは徐々に買い足していけば大丈夫ですのでぜひ参考にしてください。
猫ちゃんの食関連で初めに買っておきたいもの
1.猫のエサ用お皿(フードボウル)
当たり前ですが、猫のエサ用のお皿をフードを入れる皿用に1つ、お水を入れる皿用に1つ買いましょう。
100均でも売っていますし、おしゃれだったり、猫が食べやすいように器にあらかじめ高さがあり、ななめに傾斜がついているものなど種類は豊富です。
- 値段は100円~4,000円とその機能やデザインで違ってきます。
2.猫のエサ
我が家では朝と夕方にエサを与えています。買うのは「総合栄養食」の表記があるカリカリと缶詰などのウエットフードです。猫ちゃんが元気であればスーパーなどにある総合栄養食のカリカリでいいと思います。商品は目移りするほどたくさんの種類があります。
- 値段は2㎏で600円くらい~5,000円くらい。本当にピンキリです。高いものは材料にこだわりのあるものや、病気の猫ちゃんむけの療法食です。スーパーやペットショップ、量販店でそれぞれの特徴を見ながら選んでくださいね。
- 値段が安い
- 量が多い
- かつおぶしや小魚などのトッピングが入っている
- 着色料不使用
- 毛玉ケアを重視
- 年代別の栄養を重視
- ミネラルバランス重視
- グルテンフリー
飼っている猫ちゃんを考えたり、お財布の残高などの都合で皆さんエサを選ぶと思います。
猫ちゃんによってはエサの好き嫌いもありますし、保護猫だと環境の変化からおなかの具合が悪くて初めのうち下痢になるということもあります。
エサは500gから1㎏、2㎏、4㎏くらいで販売されています。
好き嫌いや体に合うフードかを確かめるため、初めは内容量が少なめのものや、お試しサイズで販売されているものを食べさせて、相性がいいかどうかを確認するのもいいと思います。
我が家は11匹のうち3匹が結石ができやすい体質なので、お値段超高め、療法食のカリカリをネット通販で購入しています。他の8匹はエサの減りが早いのでずっと「お値段お安め、量多め」のカリカリを買っていましたが、下痢をする子が出てきたので、試しに小麦不使用(グレインフリー)のエサをあげたところ、便の状態が良くなりました。(*ウチの子の場合ですので、全ての猫ちゃんに当てはまるわけではありません。)
なぜカリカリがメインなのか?それはウエットフードメインにするとお金が続かないからです!
療法食をあげている猫がその味を好きではないらしく、ほかの猫の餌を横取りしようとするので、全猫に大匙1杯ずつ缶詰の猫缶をカリカリの上にのせてあげています。しかもよく混ぜないと残すので、まんべんなくなじむように混ぜてあげています。カリカリがメインの食事と思っていますので、缶詰はほんのトッピングのつもりです。カリカリだけでもよく食べるようなら、缶詰などのウエットフードは用意しなくても大丈夫です。
ちゅーるなどの猫のおやつについて
「ちゅーる」などのおやつはご褒美用や爪切りをする時の注意を引くため用に買いますが、我が家では多用しません。
猫ちゃんと遊ぶ時など、とっておきのタイミング用に1つ買っていてもいいかもしれません。
「ちゅーる」は本当に喜んで食べますし、食べる様子がとっても可愛いのでたくさんあげたくなりますが、あくまでおやつです。主食にはなれません。(総合栄養食タイプもありますが)
しょっちゅうあげると肥満のもとで、食事のリズムも乱れますので食事代わりにしたりせず、たまに上げる程度のものと考えたほうが良いと思います。
3.猫用スポンジ
猫ちゃんの食器洗いを人間のものと一緒にはできませんよね?
これって忘れがちなんですが、大事なことです。食器洗いスポンジを猫ちゃん専用で買って衛生的に!
- 猫食器用スポンジ 100円~300円くらい。
猫ちゃんの習性を考えて買っておきたいもの
4.猫のつめとぎ
猫ちゃんは教えていないのに、なぜかダンボール製の爪とぎをみると上手にゴリゴリ爪とぎをします。
まずは1つ猫の爪とぎを買いましょう。
なぜこれが必要かというと、おうちを傷つけることを最小限にとどめたいからです。
爪とぎは100均でも売っています。爪とぎもおしゃれなデザインのもの、立体的なものなど様々売られています。
- 値段は100円~5,000円くらいです。(楽天市場しらべ)
私の経験から言うと安いものは早く悪くなりやすいです。かといって高いものを買っても猫がかじってしまい、早々に台無しにしてしまう場合もあります。猫の爪とぎは消耗品です。見た目がボロボロになったな、と思ったら絶対に替え時です。
猫ちゃんは習性で壁やたたみ、ふすまやカーペットなどで爪とぎをします。
あなたのおうちは例外にはなりません!絶対にするのです。
ですから、少しでもその興味をダンボールの爪とぎに向けてもらうことは大事なのです。
5.ペットシーツ
猫ちゃんがおうちでスプレー行為をし始めたら、残念ながら次回からその場所は猫にとってお気に入りのトイレとなります。数頭飼っている場合、1匹がやり始めたらほかの猫も真似してトイレにしてしまいます。いくら直後に怒ってみても絶対にそのクセは治りません。
ですからそうなった場合は、あきらめてペットシーツで予防をしましょう。
- ペットシーツは大きさや厚み、数量で値段がかわります。通販はもちろんスーパーや薬局にもあります。1回使い捨てです。値段は1パック600円~1,300円くらいで販売されています。
- 猫を初めてお迎えするお家でしたら、33㎝×45㎝サイズのレギュラータイプでいいと思います。
我が家は11匹の多頭飼いで、オス2匹がスプレー行為をし始めたのでその場所すべてにペットシーツを必ず敷くようにしています。ちなみに、パソコンのルーターはおしっこをかけられ、3回故障しましたのでペットシーツでガードしています。
また、動物病院へ猫ちゃんをキャリーに入れて連れていくときにも、キャリーにペットシーツを敷いていきます。家にあれば絶対役に立つのがペットシーツです。ぜひ買っておいてくださいね。
6.猫の爪切り
人間の爪は伸びます。当然猫ちゃんの爪も伸びます!
爪とぎがあるからそれで遊んでいれば爪が削られるのでは?と、考えるかもしれませんが爪とぎでは爪は短くなりません。猫ちゃんと遊んでいるときに爪の長さを確認して、凶器張りに伸びてとがっているなら爪切りで切ってあげましょう!
そのために1本、猫の爪切りを買っておきましょう。
- ハサミタイプ
- ギロチンタイプ(我が家はコレです。上の写真のタイプ)
- LEDライトつきハサミタイプ などが通販、お近くのペットショップや量販店にもあります。
- 1本600円~1,800円くらいです。(楽天市場しらべ)
猫ちゃんがおとなしい子でしたら問題ありませんが、爪切りは簡単にはできません。
爪の長さを確認するのもイヤがるので、切るのはさらに大変です。
我が家では、熟睡しているところを気づかれないように1本ずつ切っていき、気づかれたらまた別の機会に切るようにしています。1本でも切れたらいいや、というくらいの気持ちで切りましょう!
気を付けることは、深爪をしないようにすること。深追いせず、程よい短さになるように切ることです。
youtubeなどで猫の爪の切り方などを見ながら真似してやってみてください!
7.アルカリ電解水スプレーやおしっこのニオイ消しスプレー
猫ちゃんの毛玉吐き、エサ吐き、おしっこスプレーの後処理のためにわが家で使用しているのは主にアルカリ電解水スプレー。以前はニオイ消しスプレーも使っていましたが、1つに統一しました。
- ホームセンターやスーパー、100均にも詰め替え用はあります。私は100均で買っています。
- この写真の商品の本体価格は500円~販売されているようです。(楽天市場しらべ)
まとめ
ここでは猫を飼う前に最低限これだけあれば大丈夫なものを小さいサイズのもので7つご紹介しました。
他にも猫の首輪、猫じゃらし、猫用ベッド、キャットタワーなど次々と買いたいものは出てきますが、なければ無いで大丈夫と思います。もちろん、猫ちゃんと仲良くなるために買うのは良いことだと思いますので、お家の方と相談の上徐々に揃えていってくださいね。
必要な7つでいくら位かかるか?
- エサの皿
- 猫のエサ(カリカリ)
- スポンジ
- 猫の爪とぎ
- ペットシーツ
- 猫の爪切り
- アルカリ電解水スプレーやおしっこのニオイ消しスプレー
- 上記でご紹介したもので計算すると、2,200円~17,000円くらいで揃えられるようです。
手早く揃えたいなら、ペット用品が置いてあるホームセンターや大型スーパーで、発送を待つ時間があるようでしたらネットからデザインや値段を吟味しながら揃えていいと思います。
猫ちゃんとの生活を笑顔で楽しく始められるように、ぜひこの7つは必ず買ってあげてくださいね!
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